調査結果とアクション

一般的に企業が市場調査を行う目的は、その結果をもとに何らかの判断を行うための参考にするためです。

判断してアクションを起こすことで、事業活動の結果を生むわけで、アクションが起こらなければ、結果は生まれません。

ですから、調査してもその結果に基づいて何のアクションも起こせないとすれば、その調査は成功したとはいえませんね。

もちろん調査結果に基づいて、今はアクションを起こさないというのも、じっとしているという選択といえますから、それはそれでいいのですが。

企業は、事業活動を停滞させることは許されないため、常に無数の判断を行いながら活動を続けています。

市場調査は、そうした判断の材料を的確に提供するという、重要な使命を帯びています。

そういうことで、市場調査の企画を立てる際に、この調査で得られる調査結果は、アクションに結びつくかどうか、自問自答すると良いと思います。

Cherry Blossoms In Japan

今年もきれいな桜が咲いてくれました。

A1

やはり、日本の春には桜がなくてはなりませんね。

A3

川の両岸に続く桜並木。

A6

A7_2

ゆったりと、のんびりと・・・。

A2_2

市場の変化

経済発展の続くアジアでは、その市場も大きく変化を遂げていますです。

しかし、停滞気味といわれている国内市場も、実は常に変化しています。

アジアの国々ほど大きな変化ではないでしょうが、確実に変わっています。

その変化している市場を調査するわけですが、その調査結果は時間がたつほど、市場の変化から取り残されることになります。

変化にも、ゆったりしたものもあり、それほどあせる必要はないでしょうが、調査が終了したらできるだけ早く集計・分析し、調査結果をまとめる必要があります。

調査はスピードが重要といわれている訳ですね。

市場の動きについては、時系列調査を行うと良く分かります。

弊社でも、対象物により、毎月、3ヶ月、半年、1年、隔年などの間隔で調査を行ってきました。

中には20年以上も続いた時系列調査もありましたが、この調査結果は大変興味深いものになりました。

時系列調査で、市場の大きなうねりを見ながら、必要に応じてピンポイント調査を行うという体制が望ましいですね。

調査結果を見る場合、まずは調査設計から調査対象やサンプル数を確認するのは当然ですが、調査時期にもぜひ注意を払ってみてください。

うっかりすると、ずいぶん以前の調査だったりしますからね。(笑)

かつてのアンケート用紙は・・・

最近、目にすることがめっきり減ったもののひとつに、アンケート用紙があります。

それも、回収されてきたもの。

消費者調査はインターネット調査が増加したため、実際に調査員がアンケート用紙を配布・回収するケースが減ってきています。

私が若い頃には、インターネット調査はありませんでした。

調査員の方々が回収してきた記入済みのアンケート用紙を、一票ずつめくりながら内容をチェックしたものです。

いろんな筆跡がありました。

丁寧に記入されたものから、急いで記入したようなものまで様々です。

記入中にコーヒーでもこぼしたのか、茶色のしみがついたもの、あるいは、用紙からたばこのにおいがするものなど、いろいろです。

まさにアンケート用紙から、回答者の性格まで何となく読めるように思えたものです。

それがインターネット調査となると、回収されたアンケート用紙に代わって、ずらっと数字が並んだ、ローデーターになっています。

当然ながら、そこには筆跡もにおいもありません。

今は、全く顔の見えない対象者を調査しているのです。

以前の訪問調査では、我々はともかく、調査員は対象者の顔を見ています。

それが、現在のインターネット調査になってからは、我々はもちろん、調査を実施する会社の方も、調査対象者と接することはありませんね。

まあ、データさえきちんと取れれば、何の問題もありませんが、以前の調査を知っている古い私のような者にとっては、どこか寂しいような、頼りないような気がしてしまいます。

あのアンケートを手でめくるチェックのやり方を若い人に伝えることができないことが、少し残念ですね。

時代とともに調査も効率化が進み、早く安くできるようになりました。

国内だけでなく、海外の人の調査も、インターネットのおかげで、あっという間にできるようになったことは、まことにすばらしいことです。

まあ、いつまでもノスタルジーな気分に浸っていても仕方ない、ということですかね。(笑)

特化・・・。

以前、梅酒に特化した酒屋さんをご紹介しましたが、実は梅酒だけでなく、リキュール、日本酒、焼酎、ワインも扱っていました。

 

以前、そのお店に立ち寄ったときは、閉店前で慌てていたので、あまりじっくり店内を見ておらず、リキュール酒も梅酒と勘違いするなどして、私の中では梅酒専門店となってしまっていました。

 

これは、調査を仕事とする者として、大失態と言えますね。

 

申し訳ございません。

但し、ビールやウイスキーは扱っていませんので、かなり周囲のお店とは差別化が図れているのではないかと思われます。

 

そして何と言っても、品揃えが面白く、梅酒もしかりですが、リキュール、日本酒、焼酎とも、もかなり珍しい種類を揃えています。

 

ワインは地下の倉庫に置いているので分からなかったのですが、特定の日本産のワイン数種類しかないそうです。

この日は、改めて珍しいお酒の数々を眺めながら、瓶やラベルの面白さを楽しんできました。

 

レジのカウンター下には、木箱で日本酒がドドーンと置いています。

 

越乃寒梅、八海山、呉春といった有名どころの日本酒の一升瓶が、ゴロゴロといった感じで並んでいました。 

中年の男の人が店に入ってきて、何の躊躇もなく、さっと越乃寒梅を一本買って帰りました。

ちょっと、粋な感じですね。 

さて、結局その日は、ゆずのリキュールを一本買って帰りました。 

これは今年の天満天神梅酒大会のリキュール部門で優勝したものです。 

(参考)http://umesusu.jp/taikai/result/liquor.html 

梅酒部門で優勝した一本は、あいにく品切れでした。

総評によると

透明感がありながら濃厚な梅の旨味を感じる画期的な梅酒。ラフランスのような香りも抜群に素晴らしい」

ということなので、こちらも飲まずにはいられまい・・・。(笑) 

(参考)http://umesusu.jp/taikai/result/

 

海外市場調査

日本企業の海外進出熱が高まっています。

それに伴って、市場調査の依頼も増えていますが、日本国内の市場を調べるのと比べると、かなり難易度が上がります。

少し前までは、海外の調査は価格が高い割には、詳細なことまでわからなくても仕方ないとの考え方もありました。

しかし、最近では企業も海外進出を考えるにあたっての真剣度が違ってきており、コストパフォーマンスの高い調査を求められています。

調査地域も、中国からベトナム、マレーシア、インドネシア、インドなどのアジア全域へと広がりを見せています。

私どもも、こうした日本企業の海外進出に少しでもお力になれればと思い、海外市場調査ネットワークの構築に力を注いてきました。

しかし、アジアの成長は著しく、その市場の変化も激しいため、調査方法についてもその成長に合わせて変化させることを考えなくてはなりません。

今ベストだと思っているやり方も、油断していると、古いやり方、あるいは、ずれたやり方になっているのに気づかない恐れがあります。

そのため、私どもの使命として、常に海外市場の変化に敏感であり続け、その変化へ対応する努力を怠ってはならないと考えています。

市場調査は、海外進出支援サービスのひとつではありますが、現地で売り上げを上げられるかどうかを判断するための、重要な支援サービスです。

そのため、創業からは約50年、設立からでも約30年の間、市場調査の専門分野を歩んできた弊社としては、得意とする市場調査の専門性をさらに高め、海外市場調査に取り組んでまいりたいと考えています。

3D初体験

84歳の母と出かけるところと言えば、映画ぐらいなものです。

ということで、今日は二人で「おかえり、はやぶさ」を観てきました。

実は、はやぶさ映画は3作とも観ました。

案外、宇宙好きかもしれませんね。(笑)

母にとってはややわかりにくかったようですが、今回は初めて「3D」を観たので、そちらに感心していました。

確かに、物がこちらに飛んでくるときは、思わずよけたくなりますから、結構、リアリティがありますね。

しかし、3D専用メガネが重いです!

私は、映画を観るときはメガネを掛けているのですが、その上から3D専用メガネをかけると、メガネを乗せている鼻が痛くて・・・。

どちらかひとつにすると、当然、画面はぼやけて見えますし・・・。

いや~、不便なものですね。

ところで、今日が公開初日でしたが、案外お客さんが少なかったです。

はやぶさが帰還してから、かなり時間がたちますからね。

しかし、3本も同じテーマの映画を作ると、まあ後からの作品はきついでしょうね。

これは、マーケティング的に考えると、どうなんでしょうか?

機会があれば、ゆっくり考えてみたいですね。

特化する!

ここ数年、家でお酒を飲むことはなかったのですが、今夜は珍しく、梅酒を飲んで寛いでいます。

知り合方への贈り物に、お酒がいいかと思い、近所の昔から馴染みの酒屋さんに立ち寄りました。

長らくご無沙汰だったので、お店がすっかり様変わりしていて驚きました。

何と、梅酒の専門店になっていたのです。

焼酎は少し置いてありましたが、それこそ日本中から集めた、見たこともないような珍しい梅酒が並んでいました。

そういえばこのお店の主人は、昔から珍しいお酒を集めるのがお好きでしたね。

始めは、珍しい日本酒を置いているお店でした。

常に品薄の、池田の「呉春」 なども買える貴重なお店でした。

その後、ワインに凝りましたね。

ドイツの高級白ワインをお店で試飲させてもらったことがありますが、黄色がかった透明の液体で、とろりとした滑らかさで、重量があったのを覚えています。

いや~、口いっぱいに広がった、甘いブドウの風味は絶品でしたね。

そのお店が、今度は梅酒に特化してしまいました。

町の酒屋さんの生き残り戦略として、何かに特化して、他店に負けない強みを持つのはいいのですが、何に特化するか、どの程度こだわるかが重要ですね。

特化すればするほど、特定のお客さん以外は、逃してしまいますからね。

ところで、このお店のご主人は、ほとんどお酒を飲みません。

常に冴えた頭で、冷静にお店のマーケティングを考えていたのですね。

そんなわけで、贈り物のついでに、自分用にも果肉がいっぱい入った珍しい梅酒を一本買ってしまいました。

何でも、「第5回天満天神梅酒大会2011」で優勝した銘柄とのことです。

さてご主人、梅酒の次は何をお考えですか?

(参考)「第5回天満天神梅酒大会2011」http://umesusu.jp/taikai/result/ume/

洞察力!

この仕事に入ってしばらくした頃、先輩から「調査とは、事実と事実の関係性を明らかにすることである」と、教えられました。

断片的な事実らしきものを、ひとつずつ事実かどうか確認し、それらがお互いどのように関係しあっているかを調べなさいということですね。

単に、「あれは、こうでした」「これは、ああでした」だけでは、調査したとは言えないということです。

わかったような、わからないような・・・。

ひとつひとつの事実にこだわるのではなく、もっと高い位置から、全体を俯瞰しなさいということだったかも知れませんね。

全体を俯瞰して、ある程度つながりが見えてくると、未知の部位分についても、予測が立てられます。

このように、いくつかの事実を通して、その奥にある本質をしっかり見据えることが大事ですね。

それが「洞察力」と呼ばれているものであり、優秀なリサーチャーやコンサルタントには必須の能力となっています。

私も立場上、ほぼ全ての受注案件に目を通していますので、少しは身に付いているであろう「洞察力」を、まだまだ退化させるわけにはいきませんね。(笑)

皆さんのおかげで・・・。

先週の日曜日に、友人がオーナーのイタリアンのお店「太陽のフロイデン」が閉店しました。

それで、私が最終日は大いに盛り上げて、楽しく終わりにしたいねと、友人に何気なく話したら、そしたらお前がなんとかしろ、ということになって・・・。

私は盛り上げ役の責任者となって、何か考えることになりましたが、友人のオーナーは大の音楽好きなので、盛大にライブをやることにしました。

そうなると、まずはスピーカーやマイク、ミキサーなどの機材の手配をしなくてはなりません。

機材のセッティングやコントロールなども、その筋の詳しい人でないとできません。

そして、何よりライブの出演者を集めなくてはなりません。

結局、機材類は、時々お邪魔しているライブ居酒屋の店長にお願いしたら、快くお貸しいただけました。

お店にとっては大事な商売道具なので、本当によくお貸しいただけたと感謝しています。

そして出演者ですが、これも、そのライブ居酒屋で歌っているミュージシャンに声をかけていただいて、それぞれ違ったジャンルの方々、3名を紹介していただきました。

他には、私が以前参加していた経営者のセミナーでお会した女性社長がコーラスを行っており、時々介護施設などへボランティアで歌いに行っているといういことをお聞きしていたので、出演をお願いしてみました。

この方にも快く承諾していただき、3人の女性のコーラスの方に来ていただきました。

機材のセッティングとコントロールについては、大学の軽音楽部でPAを行っていた息子に頼んで、当日来てもらうことにしました。

また、友人のオーナーから、ビデオもとっておいてほしいと言われ、使ったこともないビデオカメラを調達し、何とか記録にも残せました。

しかし、カメラの設置場所が悪く、あまりいい映像が取れなかったのが残念です。

やっとのことで、何とか手配がついたところ、友人のオーナーから、お前も歌え、と言われ、息子に助けてもらって、ギターを弾いていて歌いました。

もちろん、前座として。(笑)

こうして、多くの方々にご協力いただいて、何とか友人のオーナーにも満足してもらえるような、盛大な最終営業日にすることができました。

これも、多くの方々に助けていただいたおかげだと、感謝しております。

皆さま、本当にありがとうございました。

«注目の新興国市場~インド!